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FXはトレックのクロスバイクの1番人気モデルだ。その中でもFX 2とFX 3は人気の2モデルで、この2つで悩んでいる人も多いだろう。本記事ではこの2つのモデルの違いを徹底比較する。

2023年モデルのFXは2022年モデルから変わった?
2023年モデルのトレックFXは、2022年モデルから変更がないことが分かりました。
結論!2023年モデルのFX 2とFX 3の違いはこの5つ!
- カラーバリエーション
- フロントフォークの素材
- 変速
- ハンドルバーの握り心地
- 重量
- 価格
2023年モデルのFX 2とFX 3は「カラーバリエーション」が違う
FX 2は マットブラック、シルバー、ネイビー、レッドの4色展開だ。




FX 3はマットブラックとホワイト、ブルー、レッドの4色展開となっている。ブルーとレッドは薄い色から濃い色のグラテーションとなっており、リッチな印象だ。また、ホワイトはロゴがネイビーになっており、爽やかな印象を受ける。
せっかく購入する高級なスポーツバイクだ、妥協せずにお気に入りの1台を選ぼう




2023年モデルのFX 2とFX 3は「フロントフォークの素材」が違う
さらに性能面の比較をしていこう。
FXはフレームはすべてのモデルで同じだが、フロントフォークに違いがある。フロントフォークは前輪を支えるステアリングの部分で、ここの素材がFX 2はアルミでFX 3はカーボンでできている。
カーボンの方が軽いのと、前輪を伝って上半身に伝わる振動を和らげてくれる。普段走る道に段差や荒れた道が多いのであれば、カーボンフォークのFX 3の方が良いだろう。
またカーボンフォークの方がフレームの継ぎ目が少なく、見た目の高級感もアップする。
2023年モデルのFX 2とFX 3は「変速」が違う
FX 2は前のギアが2枚あるが、FX 3はフロントシングルといって、前は1枚のギアのみで変速ができない。一見ギアが多いFX 2の方が良いように感じるが、実はフロントシングルはメリットが多い。

まず、リアの変速だけを変速すればよいので、操作が非常に直感的だ。そしてフロント変速は失敗するとチェーンがギアから外れて面倒なことになり、最悪自力で復帰できないこともある。フロント変速がなければチェーン落ちのリスクは圧倒的に低くなる。そして単純にフロント変速機とギア板がない分、軽量化にもつながっている。
FX 3がフロントシングルにできるのは、リア変速にシマノ・デオーレというMTB用のワイドギアを使っているから。これにより、フロントは1枚でも軽いギアから重いギアまで対応できてしまうのだ。
2023年モデルのFX 2とFX 3は「ハンドルバー」が違う
FX 3以上のモデルにはIsoZoneハンドルバーという特別なハンドルが付いてくる。これはハンドルのグリップに特殊なゲル素材が仕込まれており、ムニムニとして振動を吸収してくれるものだ。FX 3以上はこれがあることで、サイクリング用のグローブを買わなくても、20km、30kmというロングライドに出かけても上半身へのダメージを減らしてくれるのだ。

2023年モデルのFX 2とFX 3は「重量」が違う
重量としてはFX 2が11.7kg、FX 3が11.4kgと約300gの差がある。
2023年モデルのFX 2とFX 3は「価格」が違う
FX 2は88,000円、FX 2は106,700円と税込価格で約18,000円の価格差がある。上記した重量や乗り心地、変速性能の違いがこの価格に釣り合うかを検討して欲しい
2023年モデルのFX 2とFX 3のどちらを選ぶべき?
この2つで迷ったのなら、FX 3を強くおすすめする。決め手はフロントフォークの素材とハンドルバーのIsoZoneだ。この2つによってFX 3はとても乗り心地が良く、通勤や買い物用としてだけでなく、週末にサイクリングに行きたいなら圧倒的にFX 3の方がライドが楽しくなるだろう。
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