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Domane ALシリーズはトレックのエントリーロードバイクです。初めてのロードバイクにDomane ALを選ぶ人も多いでしょう。

この記事では、Domane ALシリーズそれぞれのモデルの比較を通して、どのモデルを買うかの手助けをします。
Domane ALシリーズの共通ポイント
Domane ALシリーズはすべて、エントリーグレードのアルミフレームを使っています。フロントフォークはカーボンでコラム部分はアルミ素材。ハンドル、ステム、サドル、ホイール、タイヤなどのパーツは同じものが使われています。

Domane ALシリーズの違いはカラーバリエーション
Domane AL 4は3色、Domane AL 2とDomane AL 3は2色展開となっています。
Domane AL 2のカラー


Domane AL 3のカラー


Domane AL 4のカラー



Domane ALシリーズの違いはブレーキの種類
Domane AL 4は油圧ディスク、2と3は機械式ディスクとなっています。
油圧ディスクはテコの原理でブレーキパワーが強くなるので、普段乗る場所に長い下り坂があるなら油圧の方が良いでしょう。平坦や街乗りメインであれば、機械式ブレーキでも十分です。ディスクブレーキであれば、雨天走行でもブレーキ力が落ちないので安心ですね。

Domane ALシリーズの違いはコンポーネントのグレード
Domane ALシリーズはグレードによってコンポーネントが異なります。Domane AL 2はシマノClarisで2×8速、Domane AL 3はシマノSoraで2×9速、Domane AL 4はシマノTiagraで2×10速と、リアの変速段数が1段ずつ増えていきます。
ただしすべてのモデルのリアのスプロケットは11×32なので、最も軽いギアと重いギアの数字は同じです。坂道になったから変速段数が多い方が軽くこげる、というわけではないということです。
変速段数の違いは変速のスムーズさに現れます。同じギアのレンジをカバーしていて変速段数が多いということは、変速の時の歯数の違いが少なく、スムーズに変速できるということです。

Domane ALシリーズの違いは価格
Domane AL 2:¥133,100
Domane AL 3:¥157,300(AL 2との差は24,200円)
Domane AL 4:¥199,100(AL 2との差は66,000円、AL 3との差は41,800円)
Domane ALシリーズの違いは重量
実はDomane ALシリーズの最軽量モデルはDomane AL 3です。意外ですよね。
AL 4は油圧ディスクモデルなので、どうしてもSTIレバーが重たくなってしまうんです。
Domane AL 2:10.55 kg
Domane AL 3:10.30 kg
Domane AL 4:10.48 kg
Domane ALシリーズの違いを表にするとこんな感じ
モデル名 | Domane AL 2 | Domane AL 3 | Domane AL 4 |
価格 | ¥133,100 | ¥157,300 | ¥199,100 |
カラー | ネイビー、ブラック | グレー、ホワイト | ホワイト、レッド、ブラック |
ブレーキ | 機械式ディスクブレーキ | 機械式ディスクブレーキ | 油圧ディスクブレーキ |
変速 | シマノClarisで2×8速 | シマノSoraで2×9速 | シマノTiagraで2×10速 |
重量 | 10.55 kg | 10.30 kg | 10.48 kg |
それぞれのモデルがおすすめなのはどんな人?
Domane AL 2とDomane AL 3は、正直大きな違いはありません。この2つで悩んだなら気に入ったカラーを選べばよいでしょう。
Domane AL 4は油圧ディスクブレーキという大きな違いがあります。ブレーキ調整がほとんど必要ありませんし、軽い力ですぐ止まれるのはどんな場面でも大きなメリットになります。
予算に余裕のある方はぜひDomane AL 4を選ぶのが良いのではないでしょうか?
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